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平成28年 (2016年) 度秋季研修会

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一般財団法人日本心理研修センター主催

平成28年 (2016年) 度秋季研修会

プログラム(講師、テーマ、時間等)は予告なく変更される場合があります。
こちらのページで最新のプログラムをご確認いただいた上で、ご参加ください。

いずれの科目も、「心理職のスタンダード」科目指定を予定しています

共催

一般社団法人日本臨床心理士会、日本臨床発達心理士会、一般社団法人日本学校心理士認定運営機構、一般社団法人学校心理士認定運営機構、日本学校心理士会、一般財団法人特別支援教育士資格認定協会

後援(予定):

日本行動療法学会、日本発達心理学会、日本人間性心理学会、一般社団法人日本心理臨床学会、一般社団法人日本LD学会、一般社団法人日本発達障害ネットワーク(予定)

参加資格:

臨床心理士、臨床発達心理士、学校心理士、特別支援教育士、他の心理系学会認定資格者、心理職実務者、守秘義務のある専門職、心理学関連大学院生

参加費用:

6,000円(税込)
※参加費用は、お申し込みより1週間以内にお振り込みください。

定員:

500名(合計)

研修会の中止に関しまして:

台風、大雪などの突発的な自然災害などにより、事務局の判断で本研修会を中止することがございます。その際にはこのホームページ上でまずお知らせをしますので、どうぞご注意ください。なお、中止となった場合の受講料の返金等につきましては、後日ホームページでお知らせするとともに、メールで手続きをご案内いたします。

資格ポイントにつきまして:

臨床心理士・臨床発達心理士・特別支援教育士・学校心理士:ポイントあり。

日時:

平成28(2016)年11月5日(土)、11月6日(日)
いずれの研修会も研修開始時刻の30分前に受付を開始いたします。

会場:

大阪人間科学大学庄屋学舎

〒566-0012
大阪府摂津市庄屋1-12-13
JR京都線「岸辺」から徒歩10分、阪急京都線「正雀」から徒歩5分
(昼食は会場でおとりいただけますが、コンビニ等の店は会場付近にはありません。

研修ポイント・受講料振り込み・領収書発行その他注意など、
よく頂くご質問はこちらをご覧ください。

プログラム第1:11月5日(土)
「チーム学校」におけるスクールカウンセラーの役割
–チーム援助に焦点をあてて-

子どもの問題は多様化、複雑化している。そんななか「チーム学校」として、教職員とスクールカウンセラーやスクールソシャルワーカルワーカーなどの専門スタッフが協働し、家庭・地域と連携して、子どもの援助にあたることが提唱されている。

本研修では、「チーム学校」における援助のシステムの活性化、援助チームの形成と活用におけるスクールカウンセラーの役割について学ぶ。学校の資源を活かすこと、教師の被援助志向性(助けられることに関する態度)に焦点を当てる。

研修では、チーム援助の多様な事例を紹介し検討したい。本研修は、学校心理学・コミュニティ心理学の視点からチーム援助の実践をしてきた講師が担当する。

10:00-12:30

講師:家近早苗
(大阪教育大学大学院連合教職研究科)

  1. 学校組織における援助チームのシステム
  2. 学校の資源を活用した援助チーム作り
  3. 援助チームにおけるスクールカウンセラーの役割

13:30-16:00

講師:水野治久
(大阪教育大学教育学部)

  1. 教師の被援助志向性とチーム学校
  2. 教師の被援助志向性を高めるカウンセラーの関わり方
  3. 事例分析 学校におけるチーム作り

プログラム第1の参加申し込みはこちらからどうぞ

プログラム第2:11月5日(土)
心理職として産業領域で働くために
–働く人を支援する心構え-

昨今、産業領域への心理援助が注目されつつあります。ところが産業心理臨床を学ぶ機会はそう多くありません。また「産業って難しそう」、「他の領域とは違う気がする」というような声を耳にすることがあります。そこで産業心理臨床の基本的な心構えを学ぶ研修を企画しました。

本研修は産業心理臨床の主要な活動領域である「企業内」、「外部EAP」の心理職、「調査」を用いて組織の支援を行う実践者が登壇します。講師のそれぞれの立場から、働く人たちへの心理援助の実際とポイントを、座学とワークを通して解説していきます。

産業心理臨床の実践者や初学者はもちろん、産業心理臨床に関心をお持ちの方のご参加をお待ちしています。働く人を支援する視点、援助者自身もひとりの働く人であるという視点は、全ての心理職がご自分の現場で活躍される際の大きなヒントとなることでしょう。

10:00-11:40
企業内から支援する心理職の活動と工夫など

12:30-16:00
企業外から支援する心理職の活動と工夫、調査を活用した組織への支援と工夫 など

【講師】

坊隆史(株式会社島津製作所)
榎本正己(株式会社ジャパンEAPシステムズ)
高原龍二(大阪経済大学)

プログラム第2の参加申し込みはこちらからどうぞ

プログラム第3:11月6日(日)
ストレスマネジメント教育と応用行動分析の活用

大人も子どももストレスを溜めている。そのように言われる現代において、個人がストレスを上手に管理することは重要な課題であり、私たち心理専門職が適切に対応していかなければならない目標です。

昨今ではとりわけ事件・事故・災害などにおける被害者、被災者、支援者へのストレスマネジメントは心理専門職や関連職種にとって必要な知見であり、その基本を理解して取り組むことが求められます。また、さまざまな社会現象に対して多大な影響を受けやすい子どもたちに対しては適切な理解と働きかけが大人以上に必要となります。

本講座は、大人と子どもそれぞれへの対応について「ストレスマネジメント」と「応用行動分析」の基礎と実践について学ぶことを目的としています。  大人については、ストレスマネジメントの基礎を学び、義務化されたストレスチェック制度におけるストレスマネジメントの活用や、新たな認知行動療法におけるストレスマネジメントのあり方などについて理解を深めたいと考えています。

子どもについては、応用行動分析の基礎と実践法について詳しく説明し、とりわけ発達障害をもつ子どもへの理解と教育力を強められるようにと計画しています。

司会:山﨑 康一郎(大阪人間科学大学)

10:00~12:00
ストレスマネジメントの基礎と実践

大野太郎
(大阪人間科学大学)

13:00~16:00
応用行動分析による子どもの理解と働きかけ

日上耕司
(大阪人間科学大学)

プログラム第3の参加申し込みはこちらからどうぞ

プログラム第4:11月6日(日)
動作法の基礎と実習

動作法は臨床動作法とも呼ばれ、わが国で独自に開発されてきた、からだから心へアプローチするユニークな心理臨床の技法です。動作法が誕生してから約50年が経過します。当初は主として動作不自由の改善を目的にしていました。

しかし、動作の改善だけでなく、注意の共有や意図の理解、コミュニケーション能力の向上、能動性促進や安心・安全感の獲得などに効果があることが確認され、多様な障がいをもつ子どもたちや、心身症や心理的問題を抱える成人、高齢者や運動選手なども動作法の適用対象となっています。

技法的には、リラクセイション課題、タテ系動作課題、腕あげ技法を中心としたコミュニケーション動作課題に分類されます。「ヨガやストレッチとどう違うの」という質問を受けることが時々あります。動作法ではクライエントとセラピストとが、動作課題を媒介として、身体感覚のレベルでのコミュニケーションを重視します。

セラピストは、動作課題を遂行しているクライエントの緊張感や不安などを、自己の身体感覚を通して感じ取り、クライエントに変化が生じるよう援助します。ヨガは心身の鍛錬のために援助者なしで実践することが多いようです。また障がいをもつ方は一般に対象ではありません。

ストレッチは筋を緩めることが主目的です。心のリラクセイションを目的にはしていません。もちろんこのようなアプローチにも、動作法と共通する要素があるでしょう。基礎編では、動作法の歴史、動作法の理論、技法の概説などを講義形式で行います。実習編では、代表的な動作課題をペアで実践していただき、自分のからだを通し理解を深めていただきます。受講希望者は、必ず動作法の実習ができるような、運動が可能な服装でご参加ください。

実習のため、運動が可能な服装で参加してください

10:00-11:30
セッション1:動作法概説

12:30-14:00
セッション2:リラクセイション

14:00-15:30
セッション3:タテ系動作法

15:30-16:00
セッション4:質疑応答

井村修
(大阪大学大学院人間科学研究科)

プログラム第4の参加申し込みはこちらからどうぞ

プログラム第5:11月6日(日)
発達障害のある児童生徒に見られる読み書き・算数障害の基礎理解と指導

発達障害等に対する特別支援教育が本格的にスタートして10年目に入りました。

今回は、発達障害の児童生徒に高頻度でみられる読み書き算数障害についての基礎と実践講座です。読み書きの問題は自閉スペクトラム症、ADHDなどにも合併しやすく学校生活の中での大きな問題となっています。

日常的に使っている日記、作文、ノート、テストを基にその中の誤りの傾向を分析して学習支援につなげていく方法です。 また、発達障害に対する新しい見方、特性理解、具体的な対応についてやさしく講義します。

10:00-12:30
学童期発達障害の基礎理解と最新情報

竹田契一
(大阪教育大学名誉教授、大阪医科大学LDセンター顧問)

13:30-16:00
誤り分析で始める!学びにくい子への国語・算数つまずきサポート

山田充
(大阪府堺市立日置荘小学校教諭 特別支援教育士スーパーバイザー)

プログラム第5の参加申し込みはこちらからどうぞ

「心理職のスタンダード」につきまして

※2015年9月には公認心理師法が成立し、今後ますます心理職の資質の向上が求められています。公認心理師法第43条に定められた「資質向上の責務」を担保するため設置した研修制度です。日本心理研修センターでは、各領域における心理職が最低限知っておかなければならない項目を網羅した研修のスタンダードを作成中です。公認心理師法施行後、公認心理師試験前にはHP上にてスタンダード体系を発表する予定です。

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