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平成28年 (2016年) 度夏季研修会

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一般財団法人日本心理研修センター主催

平成28年 (2016年) 度夏季研修会

本研修会につきましては、全ての参加申し込み受付を終了いたしました。

プログラム(講師、テーマ、時間等)は予告なく変更される場合があります。
こちらのページで最新のプログラムをご確認いただいた上で、ご参加ください。

※講師変更のご連絡 プログラム第5では、講師は須藤康宏先生のみお一人に変更となりました。

共催

一般社団法人日本臨床心理士会、一般社団法人学校心理士認定運営機構・日本学校心理士会、日本臨床発達心理士会、一般財団法人特別支援教育士資格認定協会

後援(予定):

一般社団法人日本心理臨床学会、日本人間性心理学会、一般社団法人日本発達障害ネットワーク、一般社団法人日本認知・行動療法学会、一般社団法人日本発達心理学会、一般社団法人日本LD学会、一般社団法人東京臨床心理士会

参加資格:

臨床心理士、臨床発達心理士、学校心理士、特別支援教育士、他の心理系学会認定資格者、心理職実務者、守秘義務のある専門職、心理学関連大学院生

参加費用:

7,000円(税込)
※参加費用は、お申し込みより1週間以内にお振り込みください。

定員:

1000名(合計)

研修会の中止に関しまして:

台風、大雪などの突発的な自然災害などにより、事務局の判断で本研修会を中止することがございます。その際にはこのホームページ上でまずお知らせをしますので、どうぞご注意ください。なお、中止となった場合の受講料の返金等につきましては、後日ホームページでお知らせするとともに、メールで手続きをご案内いたします。

資格ポイントにつきまして:

臨床発達心理士、特別支援教育士:ポイント予定。臨床心理士:ポイント予定。学校心理士:ポイント予定。

日時:

平成28(2016)年7月30日(土)、31日(日)、8月21日(日)、9月18日(日)
いずれの研修会も研修開始時刻の30分前に受付を開始いたします。

会場:

プログラム第1〜第6
大正大学
(東京都豊島区西巣鴨3-20-1、西巣鴨駅2分)

プログラム第7〜第8
エムワイ貸会議室お茶の水
(東京都千代田区神田駿河台2-1-20 ユニオンビル4F、御茶ノ水駅2分)

研修ポイント・受講料振り込み・領収書発行その他注意など、
よく頂くご質問はこちらをご覧ください。

プログラム第1:7月30日(土)
若年無業者の家族支援講座2
(研修時間:5時間)

心理職のスタンダード:「領域共通科目」※

(会場:大正大学)

~本講座の内容は、冬季研修会に開催された研修内容に家族支援の内容を充実させたものです~

認定NPO法人育て上げネットの実践を基に昨今の社会経済状況、なぜ若者が無業に陥るのか、そして長期化するのかをデータと事例をもとに解説します。その上で、本人が支援機関に繋がらない場合、本人を支援機関に繋げるための家族支援(家族療法システムズアプローチに基づく)について考えます。

グループワークも交えながら、具体的な面談手法についても考えていきます。

10:00~11:30
若者無業者ニート・ひきこもりの実態について

講師:蟇田 薫
(認定NPO法人育て上げネット 若年支援事業部ジョブトレ・母親の会「結」事業責任者、産業カウンセラー)

12:30~16:00
若者無業者ニート・ひきこもりの子どもを抱える家族支援

講師:森 裕子
(認定NPO法人 育て上げネット 母親の会「結」家族支援担当者)

プログラム第1の参加者募集は終了しました。

プログラム第2:7月30日(土)
高齢者領域における心理職へのニーズと必要とされるスキル
–心理職の役割と課題-
(研修時間5時間)

心理職のスタンダード:「領域共通科目」※

(会場:大正大学)

高齢者領域における支援において、心理職に期待される役割は大きなものがあります。しかし、この領域では、心理職の人自体が少ないこともあり、期待に比べて活躍の場が少なかったという現状があります。一方超高齢社会を迎えたわが国では、認知症の人の急増の問題や、介護者のうつ状態に対する支援、高齢者福祉現場における介護スタッフへの心理的支援など、高齢者自身に対する支援以外にも心理職に求められている役割はますます大きくなってきています。

今回のプログラムでは、高齢者領域における心理職の役割と課題を理解し、高齢者領域における心理臨床の実践活動報告をとおして、今後心理職の果たすべき役割と、現状の課題を参加者の皆さんと共有できる機会になることを期待しております。また、高齢者領域において必要とされる心理臨床の専門職としてのスキルとは何なのかについて考え、高齢者領域における今後の心理職の活躍と発展の可能性についても検討していきたいと思います。

10:00~12:00
高齢者領域における心理職の役割と課題

講師:加藤伸司
(東北福祉大学総合福祉学部福祉心理学科、認知症介護研究・研修仙台センター)

13:00~15:00
高齢者領域における心理臨床の実践

講師:永山唯
(京都府立医科大学大学院医学研究科精神機能病態学 認知症疾患医療センター専任心理士)

15:00~16:00
全体のまとめとフロアのディスカッション

プログラム第2の参加者募集は終了しました。

プログラム第3:7月30日(土)
思春期の心の理解と支援 –ひきこもりと自傷行為を中心に-
(研修時間5時間)

心理職のスタンダード:「領域共通科目」※

(会場:大正大学)

ひきこもる若者も自分を傷つける若者も自己との付き合い方、そして他者との付き合い方に難しさを抱えています。どちらも思春期頃より顕在化し始めるため、学校や児童福祉の臨床現場で対応にあたる機会は少なくありません。

そもそも思春期、それに続く青年期のこころは本人も家族にとっても分かりにくいところがあります。思春期の子どもを持つ家族はそのコミュニケーションのあり方を修正してゆく必要がありますが、家族はとまどってしまい関わり方を調整できないところがあります。そして、この時期にひきこもりや自傷行為が生じると周囲は一層困惑し、適切な対応を取りにくくなります。

この研修では、ひきこもりと自傷行為のそれぞれの背景を整理したうえで、本人、家族、周囲の大人への心理教育や介入のポイントについて皆さんと学び、思春期の心理的支援について考えてみたいと思います。

10:30~13:00
ひきこもるこころの理解と支援

齋藤暢一朗
(NPOメンタルコミュニケーションリサーチ、北海道大学保健センター)

14:00~16:30
自分を傷つけるこころの理解と支援

勝又陽太郎
(新潟県立大学、人間生活学部子ども学科)

プログラム第3の参加者募集は終了しました。

プログラム第4:7月31日(日)
夫婦・家族関係の理解と援助の基礎
(研修時間5時間)

(会場:大正大学)

~本講座の内容は、冬季研修会(3/13)に開催された研修内容と原則同じ内容ですが、文脈療法の基本的な考え方の一部を追加いたします。~

近年の社会の急激な変化と共に、親子・夫婦・家族のありようも大きく変わってきました。それにともなって、さまざまな心理臨床現場にも、家族の問題が持ち込まれることが増加しており、どう理解したら良いのか、どのように対応したら良いのかという迷いや不安、葛藤を感じる心理臨床家も少なくないようです。とりわけ、夫婦や家族を交えた合同面接では、家族一人一人の心理的世界を理解するだけでは十分ではなく、家族の関係性をとらえる視点と能動的なかかわり方が求められます。

この研修の第Ⅰ部では、家族の問題を扱う際の個人療法と夫婦・家族療法それぞれのメリットと難しさ、個人や家族が抱えている問題を理解する上での5つの次元、夫婦・家族合同面接の成否を大きく左右する夫(父親)への関わり方、セラピスト自身の自己理解などについて取り上げます。第Ⅱ部では、夫婦・家族合同面接におけるセラピストの基本的態度・技法として、ジョイニング、多方向への肩入れ、戦略的中立性、リフレーミングなどを取り上げ、最後に不登校の問題を抱えた家族の合同面接のDVD(セラピストは故中釜洋子先生)を視聴して、家族とのかかわり方の実際を学びます。

日頃は個人を対象とした臨床実践を中心に行っていて、クライエントの夫婦・家族関係についての理解を深めたい方、夫婦・家族合同面接を取り入れたいと思っている方、そして、夫婦・家族合同面接に対して不安や疑問を感じている方の参加をお待ちしております。

10:00~12:30
第Ⅰ部 夫婦・家族関係をどのように理解するか
13:30~16:00
第Ⅱ部 夫婦・家族合同面接におけるセラピストの基本的態度と技法

野末 武義
(明治学院大学心理学部)

プログラム第4の参加者募集は終了しました。

プログラム第5:7月31日(日)
臨床経験に基づくストレス・トラウマ反応
–震災ストレス症候群の見立てと遅発性PTSD-
(研修時間5時間)

心理職のスタンダード:「領域共通科目」※

(会場:大正大学)

福島県相馬市で精神科クリニックを開設して4年、気分障害や不安・パニック障害と診断される受診者が多いが、特筆すべきは、その半数余りが震災と原発事故による発症であるという点である。前景にあるのが抑うつ症状やパニック発作であっても、その根底には震災の直接・間接的打撃や原発避難によるストレス症状が眠っている場合が多い。

発災から2年ほど経過した頃から、当初は少なかったPTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状を訴える受診者が増加してきた。従来いわれてきた発症時期や機序とは異なるが、彼らの症状はまぎれもないPTSDなのである。

精神科を受診する方の主訴はさまざまだが、過去に災害や事故、そして児童虐待や性的被害のような重度のストレスを経験した方の場合、そのエピソード自体が現在の症状や環境不適応に影響を及ぼしている場合が少なくない。こと被災地で臨床をする上では、表現される形が“うつ”や“パニック”であっても、喪失やPTSD、そして種々のストレス・トラウマ反応を見極めることが肝要である。それは決して「診断」そのものに重きを置いているわけではなく、その方の生活背景を知ることで、本人の心理状態に近づき、どのような手立てがあればより良い生活が送れるかを共に考えることにつながっていく。

当日は、演者らの臨床経験をもとに、1)福島県沿岸部の概況説明、2)震災ストレス症候群の分類(一般的な場合と福島の場合)、3)ストレス・トラウマ反応の見立て、4)遅発性PTSDの概念と症例紹介といった流れで進めていきたい。

10:00~10:45
福島県沿岸部の概況説明

10:45~12:00
震災ストレス症候群の分類

13:00~14:00
ストレス・トラウマ反応の見立て

14:00~15:30
遅発性PTSDの概念、事例紹介

15:30~16:00
質疑応答

須藤康宏
(臨床心理士、前掲)

※ご都合により「蟻塚亮二(精神科医、前掲)」先生はご出講いただきません。

プログラム第5の参加者募集は終了しました。

プログラム第6:7月31日(日)
発達障害と心理アセスメントの最新情報
–教育の中で心理士に期待される専門性–
(研修時間5時間)

(会場:大正大学)

本プログラムでは、米国における発達障害などの特別な教育的ニーズのある子供に行われる基本的な心理アセスメントの動向や支援の考え方について学びます。具体的なトピックスとして、基本的な心理アセスメントバッテリー、代表的な知能検査であるWISC-V(2014)とWISC-V Integrated(2015)、教育の場でも関心の高い実行機能のアセスメントを取り上げる予定です。

また、学習や行動への多層支援、学びのユニバーサルデザインなど、すべての子供の学習を保障し、多様性に対応しようとするアメリカの教育実践を紹介し、心理アセスメント実施の背景にある教育事情とその中でアセスメントを担う心理士に期待される専門性についても触れます。

米国の発達障害や心理アセスメントの最新事情を通じて、子供の学びと適応をサポートするために、私たちが行う心理アセスメントと支援はどうあるべきかを再考し、今後の実践につなげる時間にしたいと思います。

10:30~12:30
①心理アセスメント全般、②知能・認知
13:30~16:30
②知能・認知(続き)、③実行機能、④背景にある教育事情と心理士に期待される専門性

名越斉子
(埼玉大学 教育学部 特別支援教育講座)

プログラム第6の参加者募集は終了しました。

プログラム第7:8月21日(日)
発達障害のある子どもへの小集団によるソーシャルスキルトレーニング
(研修時間5時間)

(会場:エムワイ貸会議室お茶の水)

ソーシャルスキルトレーニング(SST)は、社会性や日常生活技能に関する行動形成、スキル形成を目指す訓練アプローチのことです。ただ、教育や子どもの療育の現場では、スキル形成のみに焦点を当てただけでは、子どもの成長や適応を支えるには限界があり、子どもの動機づけや主体性・能動性を考慮せずに指導を行うと、行動や情緒的な問題を増長させたり、過剰適応を生じさせたりします。

子ども視点に立ち、プログラム(指導内容や目標)や支援方法(支援者の関わり方)を考え、子どもとのかかわりの中から柔軟に修正していくことが望まれます。また、動機づけ、情緒、仲間関係、自己理解などを育むことも重要視します。このようなSSTの観点は、伝統的なSSTや行動論的アプローチの枠組みから外れてしまうかもしれませんが、枠組みは子どもの実態に合わせて、変えていかなければ子どもの成長や発達を支える支援にはなりません。

学校や療育現場の中で行われる発達障害のある子どもへの小集団SSTの一つのあり方をお示しいたしますが、皆さんの実践の一つのアイディアとして、目の前の子どもたちの実態や困難の様子、成長発達へのニーズによって応用されることを願っています。

10:00~11:00
SSTの概念、ウォーミングアップ(演習)

11:00~11:30
発達障害のある子どもの社会情動的側面

11:30~12:30
社会性、認知、適応、自己のアセスメント

13:30~14:30
小集団SSTの技法

14:30~15:00
実践事例

15:00~16:00
小集団SSTワーク

岡田智
(北海道大学大学院 教育学研究院)

プログラム第7の参加者募集は終了しました。

プログラム第8:9月18日(日)
発達障害のある子どもへの気付きと具体的な支援策
-5歳児健診とディスレクシアの評価と指導法-
(研修時間5時間)

(会場:エムワイ貸会議室お茶の水)

気になる子ども達は適切な支援を受けることができないと、社会性の問題や心理上の問題を抱えこんで学校不適応などに発展してしまう場合があります。

本研修では、5歳児健診の有効性と課題を考えます。また、発達性読み書き障害であるディスレクシアの現状、神経回路などを明らかにします。その上で、実際の支援に役立てていただくために、音声指導アプリを用いて全員で実習を行います。

※参加者要件

※注意:このプログラム8は、ご自身でスマホ / タブレットをご準備できる方、それらに以下の3つのアプリを事前に自分でインストールすることのできた方のみ参加できます。

※研修中にはインストールの時間は無いので、参加希望者は必ず事前に以下のアプリのインストールをしておいてください。一部のアプリを動作させるためのID、パスワードは、講義開始時に紹介します。

10:00~11:50
発達障害のある子どもの適正発見;5歳児健診の意義と有用性

12:50~14:20
ディスレクシアのすべて

14:30~16:00
ディスレクシアの評価と指導のワークショップ

小枝達也
(国立成育医療研究センター こころの診療部)

プログラム第8の参加者募集は終了しました。

「スタンダード」につきまして

※ 日本心理研修センターでは、各領域における心理職が最低限知っておかなければならない項目を網羅した研修のスタンダードを作成中です。一定の経験をお持ちの心理職の方が若手の心理職に職務の指導をされる際の基本となるものです。

研修のスタンダードを構成するのに先行して、※の研修を心理職のスタンダード習得のための「領域共通科目」/「福祉領域科目」として位置づけます。心理職の研修のスタンダード公表後には、受講された方を本科目「既習」として登録いたします。若手職員を指導される立場の方、他職種との常日頃連携を行っている方には、特に受講をお勧めします。

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