日本の心理職の国家資格化を目指す日本心理研修センターの公式ウェブサイトです。

社会的養護に携わる心理士のための研修

  • HOME »
  • 社会的養護に携わる心理士のための研修

企画趣旨

近年、虐待問題の深刻化を受けて社会的養護を要する児童は増加しており、児童養護施設では心理職の活動が益々必要となっています。この企画は、こうした施設における支援の考え方やアプローチに必要となる知識、視点、取り組み方などを研修することを目的としています。

プログラム設定の視点として大きく3つの視点で考えました。

  1. 社会的養護における児童臨床の基盤となるもの :理念、法制度、体制、現状、支援者としての姿勢(接遇も含む)
  2. 援助を行う上での知識、技術 :虐待等不適切な環境の心身への影響、総合的アセスメント、発達障害や非行等関連する諸問題、生活臨床について、心理療法の設定、家族支援
  3. チームアプローチに関すること :施設内多職種連携、施設外の機関連携、里親支援、地域への支援

なお、1日目と2日目の間に、各自、総合的な情報把握に関する課題に取り組んでいただきます。2日目は、それを踏まえて演習を行います。 

日時:

第1回 2014年(平成26年)8月10日(日) 第2回 平成26年12月7日(日)
いずれも 10:00~18:00 (9:30開場予定 12:00~13:00昼休み)

会場:

一般財団法人日本心理研修センター研修室
images_info〒113-0033 東京都文京区本郷2-27-8 太陽館ビル2階

東京メトロ丸ノ内線・都営大江戸線「本郷三丁目」駅より徒歩1〜3分

参加資格:

臨床心理士、臨床発達心理士、学校心理士、特別支援教育士、その他心理に関係ある資格を持つ者、心理学関連大学院生で、社会的養護ケースに関わっている方でなくてもかまいませんが、児童の生活の様子まで視野を届けられる方、視野を広げることが重要だと考えておられる方々。

※本研修会の内容も、臨床心理士、臨床発達心理士、学校心理士、特別支援教育士、認定行動療法士、認定健康心理士、その他のそれぞれの研修ポイントに該当する予定です。(詳細は調整中)。

参加費用:

14、000円(2回分)

参加申し込み受付期間:

2014年5月28日〜8月2日

参加方法:

 

大変申し訳ございませんが、本研修会は参加申し込みが定員に達しましたので、
参加者募集を締め切りました。

(2014/6/10)

主催:

一般財団法人 日本心理研修センター

共催:

(予定)一般社団法人日本臨床発達心理士認定運営機構日本発達臨床心理士会、一般社団法人学校心理士認定運営機構、日本学校心理士会、一般財団法人特別支援教育士資格認定協会

後援:

(予定)厚生労働省、日本行動療法学会、一般社団法人日本発達心理学会、日本人間性心理学会、一般社団法人日本心理臨床学会、一般社団法人東京臨床心理士会、日本発達障害ネットワーク

運営協力:

公益財団法人日本財団

unnamed

プログラム

【1日目】2014年(平成26年)8月10日(日)

9:30 開場

10:00-12:00【演習と講義】児童臨床の理念と社会的養護について

講師:中垣真通

子どもの人権、差別、貧困、人間の多様性等、児童臨床に携わる上での基本事項について理解する。その上で、児童虐待の現状、社会的養護児童について、施設養護と里親等社会的養護の現状と課題、児童福祉法や児童虐待防止法等の法制度、児童虐待対応システムや社会的養護に至る行政措置の流れなどを学ぶ。

13:00-14:30【講義】施設で暮らす子ども達の抱えた課題

講師:内海新祐

社会的養護の子ども達の日々の生活の様子、職員や子ども同士の関係、虐待の影響からくる諸課題、社会的養護ゆえに抱えた課題等に触れる。社会的養護に対する一般社会の認識との隔たり等についても理解を深める機会としたい。

15:00-18:00【演習】総合的アセスメントについて:その1
―総合的な情報の把握―

講師:増沢高 楢原真也

生活臨床における総合的アセスメントの流れについて理解する。2日目の演習へと続く前半の演習である。アセスメントは情報の把握が基盤となって進む過程である。ここでは、子どもの状態像の把握、生育歴や家族の状況の把握等、ケースを理解する上で必要な情報把握の視点や手立てについて学ぶ。

18:00 終了

【2日目】2014年(平成26年)12月7日(日)

9:30 開場

10:00-12:00【講義】生活臨床と心理療法

講師:村瀬嘉代子

生活の持つ治癒力等を理解し、日々の生活を主軸とした臨床的展開について学ぶ。それを基盤とした心理療法のあり方や工夫について理解を深める。また臨床的展開においてはチームアプローチが基本となる。現場においてチームから信頼される心理職のあり方についても理解を深める。

13:00-16:00【演習】施設で暮らす子ども達の抱えた課題

講師(予定):村瀬嘉代子 内海新祐 中垣真通 鏑木康夫 瀧井有美子 増沢高

各自でまとめた演習課題をもとに、ケースの抱えた課題の整理と、課題解決に向けた具体的な支援の手立てを検討する。チーム内での役割分担も含めたチームアプローチに繋げていくためのコンサルテーションのあり方なども含めて学ぶ。グループに分かれての討議形式で行う。

16:30-18:00【講義】家族支援について 

講師:鏑木康夫

家族が抱える複合的な課題の理解、危機的状況への対応、子どもを共に育てる協働者としての関係構築、多機関協働による支援、家庭生活を支えるための手立て、親子の関係調整、保護者への治療的アプローチなどを学ぶ。

18:00 終了

  • このエントリーをはてなブックマークに追加